腰痛

腰痛|種類と原因・特徴・対策と予防方法

これまで、日本の腰痛の有訴者率は、男性が1位女性が2位(女性は1位が肩こり)でした。しかし、厚生労働省の2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況では、女性も腰痛が肩こりを抜いて1位となっています。

このページでは、男女ともに最も自覚のある「腰痛」について以下の内容をご紹介します。

  • 腰痛の原因
  • 腰痛の種類
  • 症状の特徴
  • 対策と予防方法
  • 岩切A&Y接骨院の腰痛治療の内容
  • 料金

腰痛の原因

座っていると痛くなる腰痛

腰痛の原因は様々ございます。 物を持ち上げた際に痛めたり、朝起き上がる時に痛めたり、スポーツ中スポーツ後に痛めることなどがあります。

さらには、長時間のデスクワーク長時間の立ち仕事中腰での作業により、筋肉が硬くなって痛みが出てくる慢性的な腰痛もございます。また、女性には女性特有の症状もございます。

また、これらは骨盤の周囲を支える筋力の低下が起こっている人に多くいらっしゃいます。(※骨盤周囲の筋力低下についての詳細はこちらのページからご覧いただけます。)

腰痛の種類

筋肉が硬くなって神経、血管が圧迫されて起こる特異的な腰痛(腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎圧迫骨折、坐骨神経痛など)と日々の生活習慣悪い姿勢が積み重なって起こる非特異的の腰痛(慢性的な腰痛やぎっくり腰など)があります。

特異的腰痛は、基本的に画像診断で特定できるもので、全体の腰痛の15%ほど、残りの85%は非特異的腰痛といわれています。

腰椎の髄核の逸脱の画像

※坐骨神経痛でお困りの方は、以下の詳細ページをご覧ください

症状の特徴|筋緊張・痛み・痺れ

骨盤の靭帯

神経・血管が圧迫されることで異常な筋緊張が起こり運動時の痛みしびれが出たり、激しい運動後筋膜、筋肉が傷つき疼痛が起こることがございます。

女性特有の腰痛の症状として、生理による痛み、産後の場合、骨盤が過度に開くことで姿勢保持ができにくくなり痛みが出ることがあります。

腰が痛い時の対策方法

脊柱起立筋

痛みが強い場合痛めてから期間が短い間は患部のアイシング鎮痛効果のあるシップなどでの対処は効果的です。

負傷後、1週間が経過したら、患部の修復を促すために湯船に浸かるなどして患部を温めるようにしてください。また、日常生活で痛みが出ない範囲でストレッチウォーキングなどの軽い運動も始めましょう。

足を組まないようにすることや、骨盤を立てて座るなど姿勢を意識することで痛みを出にくくすることも重要です。

腰痛の予防方法

腰痛の予防法としても、繰り返さないためにも、以下の正しい腰の使い方と、正しい座り方はしっかりとチェックしておきましょう。

正しい腰の使い方

ぎっくり腰の予防の物の持ち上げ方

腰痛になりやすい人には、「腰を曲げるという意識が強すぎる」という特徴があります。

この画像の通り、腰を痛めたり、繰り返す人は◯ではなく×のように、屈むときその他の様々な日常生活腰から曲げようとする方が多いのです。

関節の安定と可動

上図は、全身のそれぞれの関節の可動or安定を表した図です。

腰は、安定性の関節です。本来の日常生活で、物を持ち上げたり、体を捻ったり、反ったりするときは、腰ではなく、腰の上下にある股関節と胸椎(背中)で行うのが本来の正しい使い方なのです。

それなのに、股関節と背中は使わずに、腰がその仕事までさせられれば、毎日、毎年知らないうちに負担を蓄積して、筋肉を硬くし、関節や椎間板を壊してしまい、結果的に腰痛になってしまいます。

前屈で腰を使うか股関節を使うか
前屈 左:腰 右:股関節

正しく腰を使う=股関節が使えていれば、上図のように体の折れ曲がる場所が変わります。

腰で前屈することが癖になっている腰痛の方へ、股関節から前屈することを指導したことで、その場で生まれて初めて指が床に届いたという方の例です。

このように、正しく腰を使う=可動性と安定性の関節をしっかり理解することは、結果的に腰痛の効果的な予防になります。

正しい座り方

腰痛にならないための正しい座り方

腰痛になりやすい人には、「骨盤が後ろに倒れると楽」という特徴があります。

本来は腰の奥にあるインナーマッスルが支えることで骨盤が安定しますが、普段から骨盤を後ろに倒し、左図の仙骨座位で座っている方は、骨盤を支えるインナーマッスルが弱まりやすくなります。

また、仙骨座位になると呼吸も浅くなり首に対し頭が前に出るので、肩こり頭痛の原因にもなりやすくなります。

これら正しい腰の使い方と正しい座り方に加え、同じくらい重要なのが、「同じ姿勢が続かないこと」です。

いくら正しい座り方で座っても、その姿勢も同じ姿勢のまま続けば血流は滞り、酸素や栄養が行き届きにくくなり、筋肉や神経は良い状態を保てなくなってしまいます。

立ちっぱなし・座りっぱなしの状態が仕方なく続いてしまう現代社会の中で、その中でも足指・足首・膝・股関節などの下半身を動かしたり、座りっぱなしの場合は一度お尻を上げる・立ち上がるなど、全身の血流をかき混ぜる意識で定期的に体を動かすことも大切な腰痛予防の方法の一つです。

岩切A&Yの治療内容

岩切A&Y接骨院の腰痛治療

当院では、症状が強い場合、とにかく患者様は痛みから解放されることが最優先ですので、痛めたことで起こる神経の興奮を抑える特殊な治療機械を使い鎮痛していきます。

症状が落ち着き次第、痛みの原因を特定するために時間をかけて検査を行い、根本的な原因を特定します。

痛みの原因把握のための姿勢分析
岩切A&Y整骨院の骨盤矯正

骨格の歪みに対しての骨盤矯正や、脳のエラーによる痛みの解放のために、TNブレインという医学的にもエビデンスのある最先端の治療で根本的な痛みの改善を行います

腰を痛めた場合、骨盤を支える筋肉が防御反応により硬くなって動かなくなるため、姿勢の維持が難しくなることが多いので、それを防ぐため、インナーマッスルを鍛えていくための治療機械を使い痛みの出にくいお身体を作っていきます。

岩切A&Y整骨院のインナーマッスルトレーニング

施術料金

メニュー料金
保険施術定められた自己負担割合・料金に順じます
骨盤矯正4000円(※)
EMS3300円
ハイボルト2500円
(※)骨盤矯正は検査1500円+矯正2500円 計4000円

施術内容などは、来院時の原因を見て、ご希望や目的に合わせてご提案いたしますが、公式LINEやお電話でご予約の際にお気軽にお問い合わせください。

※ご予約は岩切A&Y接骨院の公式LINEからがおすすめ!

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